美作久世むかしかすてら
久世で生まれた奇跡の味 美作久世むかしかすてら 伝統と成り立ち
地元の人たちに深い愛着と根強い人気
を持たれているかすてら(久世かすてら)です。
お母さんのかすてら、お姉さんのかすてら、倫子さんのかすてら
などと呼ばれています。

材料を吟味し、味に拘り、一代目のかすてらから一つ上の美味しさ
を作り上げたことが多くの人に支持されています。

たいへん美味しいかすてらで「こんな美味しいかすてらは食べたことがない」とファンになった方がたくさんいます。
お土産で味わってその味に惚れ込んだ方々から、県外や遠方からのご注文も頂いています。
むかしかすてら
 一代目のかすてらの味をそのまま受け継ぎ、地元久世の名物として誕生した新銘柄が美作久世むかしかすてらです。

 屋号は正凜堂(岡本屋正凜堂)としました。
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むかしかすてら
しっとり、大らか 口溶けよく 香りが立つ
 二代目は、かすてらの味を大きく進歩させ「くせのかすてらはおいしい」という評判を築き上げました。
倫子さんの味にこだわり、わざわざ久世店を訪れるファンも少なくありません。二代目夫婦のかすてら作りは、地元だけでなく近県、そして全国にもたくさんの人のつながりを生んできました。

 そのかすてらの味をそのまま受け継ぎ、
 地元久世の名物として銘柄を改めたのが美作久世むかしかすてらです。
 屋号は正凜堂(岡本屋正凜堂)としました。
瓜生倫子・正二

 瓜生倫子さんは一代目伴千明さんの長女、 正二さんは倫子さんの夫です

おかのほんや正凛堂
お店は小さな小屋です

 瓜生倫子さんは一代目伴千明さんの長女です。
 千明さんの元で修行した後、メーカーの研修を受けて久世でかすてらの営業を始めました。
 倫子さんは千明さんのかすてらに、三つの進化を加えました。
 包装(和紙、箱)
 蜜(独自の調合により香りと味を高めた)
 材料(材料を見直し全国に通用する味にした)

 正二さんは倫子さんの夫です。
 工作・大工が好きで今までにないかすてら作りの道具を発明し、製造効率を上げ品質を高めました。
 自身もかすてら作りに参加し、無添加・自然の味のかすてらを二人で研究してきました。

 千明さんの文化的背景を受け継いで二人は地元の文化へも貢献してきました。
 倫子さんは千明さんと共に国内三大一揆の一つである山中一揆の伝承をまとめることに力を尽くしたり、 真庭に演劇学校を開き、倉本聰先生を一時指導に招きました。
 このような業績が湯原町観光課による会館施設や勝山町民会館へ残っています。
 写真が趣味で県下の写真展(その後JCAにて大賞受賞)に出展・入賞しています。

 正二さんは非常に控えめな人物ですが碁が強く真庭十傑に名を連ねています。
 長い間地元の囲碁クラブを主催し、指導に尽くして来ています。
 久世の囲碁クラブでは何度かプロ棋士を招いて正二さんの名を冠した大会を行っています。

正凜堂

 久世かすてらがむかしかすてらと銘柄を変更した機に屋号も正凜堂と致しました。

正凜堂
当店の落款

 正二さん、倫子さんの名前より一字ずつ頂いて正凜堂と屋号を改めました。

美作久世 みまさかくせ

 県北の山間にある小さな町です。
 高速中国道と米子道のジャンクションになっています。

久世の商家
古い立派な建物が残っています
 古くから出雲街道、高瀬舟で栄えた交通の要衝であり、
 岡山県近県で最大の牛市が開かれる畜産の市場であり、
(副産物としてホルモンうどんなどの地元料理が生まれた)
 出雲街道の陣屋(宿場町)であり、
 山陰と丹波、備前の産物が集まり、大量の綿や鉄などの商業で賑わった町です。

 今も古い大きな庄屋屋敷、町屋や旅館が日常に残っており、
 県北に本物の昔の暮らしが残っている町は久世くらいという写真家の方もいます。

 今はこの古い町並みを生かした文化の町として民間の活動が持ち上がっています。  

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久世・真庭の御菓子 むかしかすてら