瓜生倫子さんは一代目伴千明さんの長女、 正二さんは倫子さんの夫です
瓜生倫子さんは一代目伴千明さんの長女です。
千明さんの元で修行した後、メーカーの研修を受けて久世でかすてらの営業を始めました。
倫子さんは千明さんのかすてらに、三つの進化を加えました。
包装(和紙、箱)
蜜(独自の調合により香りと味を高めた)
材料(材料を見直し全国に通用する味にした)
正二さんは倫子さんの夫です。
工作・大工が好きで今までにないかすてら作りの道具を発明し、製造効率を上げ品質を高めました。
自身もかすてら作りに参加し、無添加・自然の味のかすてらを二人で研究してきました。
千明さんの文化的背景を受け継いで二人は地元の文化へも貢献してきました。
倫子さんは千明さんと共に国内三大一揆の一つである山中一揆の伝承をまとめることに力を尽くしたり、
真庭に演劇学校を開き、倉本聰先生を一時指導に招きました。
このような業績が湯原町観光課による会館施設や勝山町民会館へ残っています。
写真が趣味で県下の写真展(その後JCAにて大賞受賞)に出展・入賞しています。
正二さんは非常に控えめな人物ですが碁が強く真庭十傑に名を連ねています。
長い間地元の囲碁クラブを主催し、指導に尽くして来ています。
久世の囲碁クラブでは何度かプロ棋士を招いて正二さんの名を冠した大会を行っています。
県北の山間にある小さな町です。
高速中国道と米子道のジャンクションになっています。